Slackサービス
wdio-slack-serviceはサードパーティパッケージです。詳細については、GitHub | npmをご覧ください。テスト結果をSlack通知/メッセージとしてチャンネルに送信するWebdriverioライブラリです。
インストール
最も簡単な方法は、wdio-slack-service
をpackage.json
のdevDependencyとして保持することです。
{
"devDependencies": {
"wdio-slack-service": "2.0.8"
}
}
次のように簡単に実行できます。
npm install wdio-slack-service --save-dev
WebdriverIO
のインストール方法はこちらをご覧ください。
設定
まず、サービスをwdio設定ファイルwdio.conf.js
にインポートします。
// wdio.conf.js
const slack = require('wdio-slack-service');
このサービスを使用するには、通知を送信するためのSlack Webhook URLが必要です。services
配列にslack
を追加する必要があります。
例
// wdio.conf.js
export.config = {
// ...
services: [
[slack, {
webHookUrl: "<SLACK_WEBHOOK_URL>", // Used to post notification to a particular channel
notifyOnlyOnFailure: true, // Send notification only on test failure
messageTitle: "<NOTIFICATION_TITLE>" // Name of the notification
}]
]
機能
- テスト結果に関係なく通知を送信します。
- テスト失敗時にのみ通知を送信します。
mocha
、jasmine
、cucumber
をサポートしています。- 再試行/再実行テストは追加情報とともにログに記録されます。
- テスト時間情報
- エラーの詳細
- Cucumberシナリオ/ステップレポート
- ブラウザとバージョン情報
動作方法
mocha
/jasmine
の場合、通知はスペックレベルで送信され、cucumber
の場合、機能レベルで送信されます。10個のスペック/機能ファイルがある場合、after
フックでトリガーされるため、10個の通知を受け取ります。
オプション
通知を送信するには、Slack Webhook URLが必要です。Slack Webhook URLの作成方法については、このページをご覧ください。
webHookUrl
このURLは、投稿メッセージの識別/認証に使用され、Slackチャンネルに送信されます。
型: 文字列
オプション: いいえ
デフォルト: 該当なし
notifyOnlyOnFailure
テスト失敗時にのみSlack通知を受け取る場合は、このオプションをtrue
に設定します。それ以外の場合は、成功/失敗に関係なく、すべてのテスト実行に対して通知が送信されます。
型: ブール値
オプション: はい
デフォルト: false
messageTitle
通知のタイトル
型: 文字列
オプション: はい
デフォルト: Webdriverio Slack Reporter
スクリーンショット
Cucumber 成功/失敗
Cucumber 再試行
すべて成功
失敗成功
再試行失敗
再試行成功
WebdriverIOの詳細については、ホームページをご覧ください。