WebdriverIOのビジュアルテスティングモジュールへのメジャーアップデートのお知らせ
WebdriverIOビジュアルテスティングモジュールの最新アップデートを発表できることを嬉しく思います。このリリースでは、ビジュアルテスティングモジュールを純粋なJSモジュールにすることと、自動ベースラインアップデート用の新しいCLI引数の導入という、2つの重要な機能強化が行われています。
ビジュアルテスティングモジュールを純粋なJSモジュールにする
今回のアップデートの主な変更点の1つは、CanvasライブラリをJimpに置き換えたことです。この変更により、システム依存関係が不要になり、依存関係の欠落によってローカルマシンで問題が発生したり、CI/CDパイプラインが複雑になったりすることがなくなりました。Jimpを使用することで、インストールとセットアップのプロセスが合理化され、より簡単になり、エラーが発生しにくくなり、さらに重要なことに、純粋なJSモジュールになりました。
ベースラインアップデート用の新しいCLI引数
ユーザーからのフィードバックに応え、ベースライン画像を自動的に更新できる新しいコマンドライン引数を導入しました。この機能により、ベースライン画像の維持と更新のプロセスが簡素化され、手動での介入を最小限に抑えながら、ビジュアル回帰テストが正確で最新の状態に保たれるようになります。コマンドに引数--update-visual-baseline
を追加することで、テストが再度実行され、失敗したテストが自動的に更新されます。
WebdriverIOのビジュアルテスティング機能の詳細については、ビジュアルドキュメントを参照し、Discordの👁️-visual-testingチャンネルに参加してください。
皆様の継続的なご支援に感謝いたします。これらの新機能に関するフィードバックをお待ちしております。
ハッピーテスティング!
WebdriverIOチーム